株式の名義変更

相続する株式は上場?非上場?

各種の名義変更(株式、上場と非上場)

 株式が相続財産の中にある場合、不動産と同じように名義の変更が必要になります。
 株式については「上場株式」か「非上場株式」かによって手続きが異なります。

 上場株式は証券会社を通じて取引されていますので、被相続人は取引口座を開設しています。しかし被相続人が亡くなった場合、それを相続人がそっくり引き継ぐことができませんので相続人が設けた取引口座に株式を移管する手続きが必要になります。
 非上場会社は取引市場がないので株式の発行会社にそれぞれ必要書類、手続の流れを問い合わせることが必要です。

上場会社の株式名義変更手続

各種の名義変更(オペレータと話す女性)

 上場株式について、遺産分割協議により相続人を決定した場合の手続を解説します。
 上記の図のとおり、上場株式の場合は証券会社、株式発行会社(株主名簿の管理会社)で二段階に手続しなくてはなりません。

 まず取引のある証券会社に取引口座の移管手続(相続人が作る口座に被相続人の取引内容を移す手続)をする必要があるため、証券会社に次の書類を提出します。

・被相続人の除籍謄本(出生から死亡まで全て大体5~6通になることが多い)
・相続人全員の戸籍謄本
・相続人全員の印鑑証明書
・遺産分割協議書
・相続人全員の同意書(証券会社所定の書式)
・取引口座引き継ぎの念書(証券会社所定の書式)
・相続開始日が平成21年1月4日以前の場合、特別口座開設請求書

・相続開始日が平成21年1月5日以降の場合、口座振替申請書

 次に、株式発行している会社の株主名簿変更手続きとなりますが、これについては取引のある証券会社が代行してくれます。その際に下記の書類を添付します。

・相続人全員の同意書(名義書換をする信託銀行所定の書式)